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幸運を招く 神話さんぽ キキタビ
恋して、愛して、ぽろり涙もこぼれてた、神さまたちのものがたり。
もっともっと知りたくて、これから鳥居をくぐります。
古事記の「記」、日本書紀の「紀」を合わせて、「記紀(キキ)」と呼びます。
「キキタビ」とは、「記紀」の物語と共に、宮崎県を巡る旅。
「記紀」に登場する神さまの姿はいつの時代にも通じるものがあるからこそ大切に受け継がれてきたのかもしれません。
そんな神さまの物語と一緒に宮崎を旅してみませんか?
天神地祗(てんしんちぎ)編
在りし日の心を未来につなぐ
古事記・日本書紀
古事記の「記」、日本書紀の「紀」を合わせて「記紀(キキ)」と呼びます。
記紀は約1,300年前の奈良時代に天武天皇の命令で作成され、日本書紀より8年早く完成した古事記は、現存する日本最古の歴史書とされます。
完成までに要した年数や全体のボリュームなどいくつか異なる点はあるものの、どちらも神話の時代では天地開闢に始まって、神々の誕生や天孫降臨など共通した物語が取り上げられています。
必死に国をつくり、いきいきと夢を追い、大切な家族を守る神さまたちの姿。いつの時代にも通じるものがあるからこそ、記紀は大切に受け継がれてきたのかもしれません。
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1. 国生みの物語 ~結婚と永遠の別れ~
もっと見る天と地が分かれ、天上の世界である高天原に神々が次々と現れては身を隠されていきました。やがて現れたイザナキとイザナミは、夫婦の契りを結びます。
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2. 天岩戸の物語 ~光を取り戻すために~
もっと見るアマテラスとスサノオは、イザナキから生まれた姉弟の神々。スサノオの乱暴なおこないが原因で、アマテラスは岩戸に閉じこもり、世界は闇に包まれてしまいました。
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3. 天孫降臨の物語 ~国譲りを経て~
もっと見るアマテラスは孫のニニギに地上を治めさせることにしました。地上へ向かう道中で現れたサルタビコ。一行に緊張が走ります。
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4. 木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)・磐長姫の物語 ~美しい花のように~
もっと見るニニギは地上で山の神の娘コノハナサクヤヒメと恋に落ちました。コノハナサクヤヒメは身ごもったものの、あらぬ疑いをかけられ……。
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5. 海幸・山幸の物語 ~ヤマサチヒコの不思議な冒険~
もっと見るニニギの子、ウミサチヒコとヤマサチヒコの兄弟。兄の釣り針を探す弟ヤマサチヒコは海神の宮殿を訪れ、トヨタマヒメに出会います。
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6. 神武天皇の物語 ~大きな夢をひとつ持って~
もっと見る天下を平和に治められる都を求めて、ヤマサチヒコの孫である神武天皇は日向の美々津から東へと旅立つことにしました。
恋々秘話(れんれんひわ)編
神さまたちの世界では、ちょっとしたもめ事はあっても、すぐにみんなニコニコ。
でも地上では、小さな争いでも大きな戦いを招いてしまうことがあります。
戦いから生まれたお話がいくつか宮崎に伝えられてきました。戦いから生まれるのは哀しみだけとは限りません。
希望の種も宿すのでしょう。その種は宮崎の土地で、温かな物語となって芽吹きました。
全体MAP
神社の参拝作法
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