串間市の野生馬がのんびりと暮らす都井岬をはじめ、先人たちの土木建築の歴史を間近に感じる鞍崎灯台や都井岬灯台も見応えがあります。また、港町の繁栄を感じられる油津の建造物群は、散策して見てまわるのもお勧めです。
堀川運河の東方、中町通りに北面して建つレンガ造りの2階建ての建物で、大正11(1922)年に飫肥杉の取り扱いで財を成した油津の豪商・河野宗四郎の四男だった宗人(むねと)が約22万個のレンガが使用して建築しました。
日向灘に浮かぶ大島の最南端に建ち、明治17年8月に点灯した、国内で最初のコンクリート造の灯台です。 石造やレンガ造の灯塔が主流だった時代に完成し、無筋コンクリート造として、当時の姿を残す最古の灯台でもあります。