くらさきとうだい
鞍埼灯台
国内初コンクリート造灯台で、明治前期の建築技術を今に伝える
日向灘に浮かぶ大島の最南端に建ち、明治17年8月に点灯した、国内で最初のコンクリート造の灯台です。
石造やレンガ造の灯塔が主流だった時代に完成し、無筋コンクリート造として、当時の姿を残す最古の灯台でもあります。
また、日本人が設計した国内最初の灯台ともいわれており、イギリスで建築学を学んだ藤倉見達による設計で、切妻造の付属舎正面中央に高さ14m、12角形の灯塔を立て、金属製・円形平面ドーム屋根の灯室を載せています。
戦争の空襲で被災しましたが、昭和26年に戦災復旧、平成12年には構造補強が行われました。
令和6年には明治前期の建築様式を伝える建物として、国の重要文化財に指定されています。
エリア | #北部エリア #日南市 |
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カテゴリー | #海岸・岬・島 #展望台・展望施設 #灯台 |
基本情報
住所 | 〒889-3204 宮崎県日南市南郷町大字中村乙鞍埼7105 |
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電話番号 | 0987-22-3264(宮崎海上保安部交通課) |
アクセス | ■目井津港から客船あけぼの3に乗船し、竹之尻から徒歩約1時間 |
関連サイト | 宮崎海上保安部公式サイト |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。