かんのんぜすいろ
観音瀬水路
物流の難所に岩盤を開削して造られた輸送水路
大淀川の高崎町縄瀬轟・高城町有水八久保間の急流にある観音瀬は、江戸時代中ごろまで大きな石が連なっていたため、船の運航はできませんでした。
そんな中、当時の都城島津第22代当主の久倫が、観音瀬を開削し宮崎の港までの舟路を開けば経済が活性化すると考え、家臣の藤崎に命じ、現在のお金にして約7億円の工事費をかけて船が通れる通路を確保する障害となる石を砕く工事が行われました。
これにより都城の竹之下橋から宮崎の赤江港までの物資の運搬が可能になり、都城の経済の活性化を促しました。
現在でも、水量の少ない時期には、開削された跡を見ることができます。
エリア | #都城市 |
---|---|
カテゴリー | #湖・河川・渓谷・滝・橋 #史跡・古墳・遺跡 #水路 |
基本情報
住所 | 宮崎県都城市高城町有水 |
---|---|
電話番号 | 0986-23-9547(都城市文化財課) |
アクセス | ■都城ICから車で約20分 |
関連サイト | 都城市公式サイト |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。