みかどじんじゃ
神門神社
百済王族伝説の親子の絆を現代に伝える古社
百済王伝説を今に伝える由緒ある神門神社。美郷町南郷地区の杉の大木が生い茂る中にひっそりとたたずみ、地域の人々の篤い信仰によって守り継がれています。創建は718年と伝えられ、1661年に建立された七間社流造(ななけんしゃながれづくり)の社殿は国指定重要文化財。百済の禎嘉王(ていかおう)を祀っています。
660年、百済から戦乱を逃れた百済王族の禎嘉王が日向市の金ヶ浜に漂着。やがて神門の地に落ち着き、亡くなるまで住んだとされます。禎嘉王はこの地で大変崇敬され、死後は神として祀られました。息子の福智王は現在の木城町に住んだと伝えられ、比木神社に祀られています。
毎年1月下旬には3日間かけて「神門御神幸祭(師走まつり)」を開催。異国の地で離ればなれに祀られる父・禎嘉王と息子・福智王が年に1度対面する儀式です。大きな見どころは「迎え火」。30基近くの燃え盛る櫓(やぐら)の道中を行列が神社に向けて進んでいく姿は圧巻です。
「西の正倉院」には百済王族の遺品と伝わる銅鏡や、1,003本の鉾などの神門神社の宝物を展示しています。またすぐ近くには日韓友好のシンボル「百済の里」もありますので、百済の歴史や文化にたくさん触れてみませんか。
エリア | #美郷町 |
---|---|
カテゴリー | #神話スポット #神社・仏閣 |
旅のテーマ | 神話・パワースポット |
基本情報
住所 | 〒883-0306 宮崎県東臼杵郡美郷町南郷神門985 |
---|---|
電話番号 | 0982-59-0556(西の正倉院管理棟) |
アクセス | ■美郷町役場から車で約25分 ■JR日向市駅から車で約55分 ■東九州自動車道 日向ICから車で約50分 |
駐車場 | あり |
関連サイト | 美郷町観光協会公式サイト 美郷町観光協会公式サイト(師走まつり) 西の正倉院(サイト内) 百済の館(サイト内) |
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。