うしおだけじんじゃ
潮嶽神社

海幸彦を祀る唯一の神社で海幸山幸伝説の舞台

日本神話「海幸山幸（うみさちやまさち）」に登場する海幸彦（うみさちひこ）を主祭神として祀る、全国でも唯一の神社といわれる潮嶽神社。弟の山幸彦（やまさちひこ）との争いに敗れた海幸彦が、船で日南市北郷町にたどり着き、この辺りを治めたと伝えられています。南九州の総産土神（隼人の祖）とされ、古来より鵜戸大権現（鵜戸神宮）、榎原大権現（榎原神社）と共に日向三権現として親しまれてきました。また、この地域では海幸山幸の争いにちなんで、縫い針の貸し借りをしない風習が現在も残っています。

毎年2月11日に行われる春大祭では、潮嶽神社ならではの「魚釣り（うおつり）舞」などを含む「潮嶽神楽」が奉納されます。また11月の第2土・日曜日に行われる秋大祭では、「潮嶽獅子舞」と「御巫女舞（みこまい）」の2つの日南市指定無形文化財を奉納。海幸山幸にちなみ漁業や狩猟の信仰が篤く、祭典時には猪汁などのふるまいもあります。

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基本情報

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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