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Ⅲ 神話と自然 ~10.不思議が眠る県北の大自然へ~
宮崎県北のアウトドアにどっぷり浸る1泊2日コースです。海上タクシーでメキシコ女王の宝が眠る海をクルージングしながら島野浦に渡り、伝馬船でオオスリバチサンゴやテーブルサンゴの群生を鑑賞。再び延岡に戻ったら、神話にまつわる巨石群へ。神秘的な雰囲気を肌で感じることができます。高千穂鉄道を走っていた列車の宿に泊まればアウトドア気分も最高潮。四季の風景が楽しめるフットパスコースをめぐり、おいしい空気を胸いっぱい吸い込んでください。
ストーリー
宮崎県北には、謎の巨石群(イワクラ)が残っています。延岡市の祝子川(ほおりがわ)上流の大崩山には、ホオリノミコト(山幸彦)の伝説が残っています。その麓の不思議な巨石は、その前に立つと圧倒されるほど。自然がつくりだしたものか、人が手を加えたものなのか。石に残る穴が意味するものは? 正三角形の石はなぜここに? 静かに思いをめぐらせれば、自然と溶け合える瞬間が訪れるかもしれません。
県北は海、山のアウトドア天国でもあります。島野浦島に渡ってサンゴ礁鑑賞、神武天皇の兄ミケイリノミコトの伝説が残る日之影町の里山トレッキングなど、心も体も開放される体験が待っています。
延岡市・島野浦サンゴ群鑑賞
サンゴの大群落が目の前に!
延岡市沖の島野浦島へ、海上タクシーでクルージング。岩の洞窟をくぐり抜けたり、メキシコ女王の宝が眠る海を通ったり、海上散歩を楽しみます。島に着いたら手漕ぎ船の伝馬船に乗り替えて、サンゴ鑑賞へと出発です。箱メガネで底をのぞくと……、オオスリバチサンゴやテーブルサンゴ、鮮やかな色の小魚たちが目の前に。魚のすり身天・あげみやお茶をかけない鯛茶漬けなど郷土料理のランチも満喫。
延岡市・神さん山
大きなパワーを宿す謎の巨石
山道を上ると目の前が開け、畏れを抱くような巨大な岩が現れます。2つの岩を合わせると幅30m、高さ24m。間に正三角形の三角石があり、人の手に成るものか、自然の偉業か、謎を感じずにはいられません。地名は祝子と書いて「ほおり」と読みます。川の水がホオリノミコト(山幸彦)の産湯に使われたと伝わっています。
TR列車の宿
実際に活躍していた列車内に宿泊
台風被害のため廃線となったTR高千穂鉄道で活躍していた列車に泊まることができます。1人・2人・4人部屋があり、手ごろな料金で列車ならではの情緒あふれる旅気分が味わえます。ベッドが入っているものの、室内には運転席や運賃表などが残り、どんな部屋かは入ってからのお楽しみ。宿泊客は日之影温泉駅の温泉が割り引きになります。食事は、郷土料理がいただけるレストランでどうぞ。
日之影町フットパスコース
地域のありのままの風景を気軽に楽しむ
棚田や石蔵、季節の花々など、里山らしい美しい風景が広がる日之影町。森林や田園地帯など地域のありのままの風景を楽しみながら歩くフットパスのコースがつくられています。時間や体力に合わせて、距離やルートも選べます。深角(ふかすみ)地区のコースでは、神社や、農家の軒先、先人の知恵の結晶である石蔵などを歩きます。マップが準備され、イベントなども発信しているので、お問い合わせを。
おすすめ立ち寄りスポット
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延岡城跡・城山公園
もっと見る延岡城は1603年に高橋元種が築いた、本丸、二の丸、三の丸からなる宮崎県を代表する近世城郭です。その後、有馬氏、三浦氏、牧野氏と藩主が変わり、1747年に内藤氏が藩主となり、以降、明治維新まで内藤氏が延岡の地を治めていました。
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愛宕山展望台
もっと見る延岡市中心部にある標高約251mの愛宕山にある展望台です。ぐるりと360度見渡せ、市街地や日向灘が一望できます。天気に恵まれ運が良ければ四国が見えることもあるそう。この眺望は「日本夜景遺産」や「日本百名月」にも認定されています。
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祝子川(ほうりがわ)温泉 美人の湯
延岡観光協会HP神さん山上がり口のすぐそばにある温泉で、大崩山(おおくえやま)登山客や紅葉狩りなどの散策後に人気。弱アルカリ性で、肌がつるつるになります。レストランもあります。
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道の駅青雲橋
もっと見る延岡市から高千穂町を結ぶ国道218号沿い、青雲橋のたもとに位置する道の駅。木材をふんだんに使った店内は温かみのある空間で、伝統工芸の竹細工を各所に配しています。
レストランでは「チキン南蛮定食」「特製しし丼」など特色あるメニューが豊富で、ソフトクリームなどの軽食メニューも充実。
ルートマップ
<MAP>
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宮崎市からスタート地点まで
■車で
●宮崎自動車道宮崎ICから清武JCTを経由し東九州自動車道須美江ICへ。
国道240号を北進し、全約2時間半。
道の駅北浦近くの阿蘇港より海上タクシーが出航。
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