神話と観光 新富編-0

神武天皇の湯浴みの地で心の休息を

神武天皇が東征の際に、湯浴みをされたと伝わる「湯之宮神社」。心身の疲れを癒し、また英気を養うために、この静寂で神秘的な場所を選び休息されたのでしょう。日々の生活において、休息はとても大切なことです。心身の疲れを癒すために、神話の地を散策しながら、爽快でほっこりとした感覚を味わえるスポットを周遊してみませんか?

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新田神社

真剣を用いた新田神楽

旧称・正八幡宮の名残から、現在も八幡様として親しまれる新田神社。天正5年、戦火により本殿や宝物などが消失。その後、慶長11年に修復され、明治4年に新田神社と改称しました。 同社を中心に伝わる新田神楽は、県無形文化財に指定されており、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)伝説に基づき、真剣を用いて行われる「蛇切り」が見せ場となっています。
 

湯之宮神社

神武天皇がお湯を召された場所

神武天皇が東征の際にこの地に立ち寄り、湯浴みされたと伝わる場所。休息の後、神武天皇が梅の杖を突き立てたままお立ちになっていたようで、その時の梅の木が生長し、座論梅になったという伝説が残っています。
社殿を下ると、湯浴みをされたと伝わる浴槽の跡も確認することができます。

舩津神社

山幸彦が船を着けて上陸

新富町新田に「舩津」という地名があります。そこはホオリノミコト(山幸彦)が高屋(西都市都於郡)に宮居されていた際、一ツ瀬川を下って田島へ行く途中、この地に船を着けて上陸したと伝わります。

下富田神社

神武天皇幼少時代の遊行の御跡

神武天皇が幼少時に遊行された地と伝わる場所。
近くに王子の浜があり、言い伝えによると、この浜にはたびたび津波が押し寄せ、人々を困らせていたそうです。そこで村人たちは王子の浜崎に鎮座する権現様にお祈りをし続けると、純白の鳥が荒れ狂う海辺に舞い降り、縦横無尽に駆け回ると瞬く間に静かになったといいます。これ以降、王子の浜に津波が襲うことはなくなり、この鳥こそが、権現様の化身だったのではないかと伝えられています。

富田浜海岸

国内有数のアカウミガメの産卵地

富田浜海岸は、全国でも有数のアカウミガメの産卵地として知られています。海岸の美化活動などを行い、アカウミガメの産卵しやすい環境づくりに力を入れ、6月~9月の産卵時期には毎年数百頭近くの上陸が確認されています。

湖水ヶ池公園

一面に覆い茂る蓮の花

南北に長く延びた周囲1kmの湖水ヶ池は、盛夏になると池一面に蓮の花が咲き誇り、多くの花見客で賑わいます。この蓮は、約300年前に当時の藩主が貧しい財政を立て直すために植えたのが始まりだと言われています。
また、ここのレンコンも独特の食感から特産品となっています。


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