神話と観光 延岡編-0

ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの出会い~海と山からパワーをもらう~

アマテラスオオミカミの孫、ニニギノミコトが高天原から地上に降り立ちました。川を下った先で山の神オオヤマヅミの娘、コノハナサクヤヒメに出逢いました。 その地こそが笠沙山で、今は愛宕山と呼ばれていますが、コノハナサクヤヒメのあまりの美しさにニニギノミコトは一目惚れし結婚を申し込んだのです。 二人の間に生まれたホデリノミコト(海幸彦)とホオリノミコト(山幸彦)。兄弟も味わったであろう延岡の山と海の恵みを存分にいただきます。

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モデルコース

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愛宕山展望台

県内唯一の「日本夜景遺産」を臨む

高天原から高千穂に降り立った天孫ニニギノミコトは、五ヶ瀬川を下って延岡にやってきました。ちょうど川へ水汲みに訪れたコノハナサクヤヒメに出逢い、そのあまりの美しさに一目惚れしました。そして求婚をした場所がこの愛宕山(旧名、笠沙山)といわれています。二人のロマンスにあやかって結ばれることを願うたくさんの南京錠が、鍵かけモニュメントにかけられています。

行縢神社(むかばきじんじゃ)

狛犬、御神木などのシンボルが多く点在する

行縢神社は行縢山登山道の入り口にあります。行縢とは馬に乗る際、下半身を覆う防具のことで、山の形がこれに似ていることに由来します。神社は代々の延岡藩主からも篤い信仰を寄せられ、イザナキ、イザナミ、ヤマトタケルなどが主祭神の神社です。境内にはさざれ石や夫婦杉、愛らしい狛犬など、めずらしく貴重なものが多くあります。

可愛山陵(えのさんりょう)

天孫ニニギノミコト終焉地

可愛岳の麓にある天孫ニニギノミコトの終焉地と伝えられていて、宮内庁からも御陵墓参考地に指定されている場所です。そのため宮内庁の「御陵守部」によって御陵は守られていて、周囲を柵が巡り、門は固く閉ざされ中に入ることができません。

祝子川渓谷

原生林が織りなす渓谷美

ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの間に生まれた三人の皇子の一人、ホオリノミコト(またの名を山幸彦という)が遊んだところとか、その水を産湯に使ったなどと言われています。巨石の間を透き通った水が流れる、雄大な景観を持つ渓谷です。

神さん山

「大崩山」の麓に位置するパワースポット

高さ24メートルと15メートルもの巨大な岩が絶妙なバランスで支え合ってそびえるその隙間に、2メートルほどの高さの三角形の岩が立っています。周辺から縄文時代のヤジリや土器が発掘されている縄文時代の遺跡ですが、ホオリノミコトが過ごした岩屋ではないかという説もあり、いずれにしても興味をかき立ててやまないスポットであることは確かです。


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