![神話と観光 西米良編-0](https://www.kanko-miyazaki.jp/storage/special_features/405/responsive_images/EWoHnocIyOrC7b1NbwM05p2semrhAHgmzpGp2WRb__1280_960.jpg)
イワナガヒメの悲しみを優しく見守ってきた米良の郷びと
コノハナノサクヤヒメと恋に落ちたニニギノミコト。コノハナノサクヤヒメの父である山の神、オオヤマツミノカミに結婚の許しを願ったところ、姉であるイワナガヒメも一緒に嫁ぐことになりました。 しかし、イワナガヒメの容貌が醜く恐ろしいとニニギノミコトは父の許に返してしまうのです。 これを知ったオオヤマツミノカミは「コノハナノサクヤヒメは木の花が咲くような繁栄を、イワナガヒメは固さが変わらない岩のような永遠の命を願ったものであったというのに」と激しく怒り、天孫の命は花のように短いものになったということです。疎まれ去らなければならなかったイワナガヒメの悲しみを受け止め、語り伝えてきたやさしい人々の心に触れてみましょう。
![route map]( https://www.kanko-miyazaki.jp/storage/files/shares/shinwa/shinwanohurusatomiyazaki/shinwatokanko_essei/nishimera_essei.jpg)
モデルコース
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一ツ瀬ダム
美しい弧を描く堰堤が印象的な
高さ130メートルあるアーチ式コンクリートダムである一ツ瀬ダムは、その規模は西日本一、一般水力発電所としては九州一を誇ります。コイ、ヘラブナ、ブルーギル、ウナギなどの釣り場としても有名です。
米良神社
ニニギノミコトに拒まれたイワナガヒメが暮らした西米良の小川地区。晩年になっても悲しみは晴れることなく、現在の米良神社の傍らを流れる川に身を投げてしまいました。対岸の神山に亡骸は葬られ、そこが米良神社の本殿となっていますが、イワナガヒメの怒りを避けるため神山は女人禁制です。
おがわ作小屋村
心安らぐ懐かしい風景が広がる
「平成の桃源郷」として地元の有志が運営する交流施設。郷土料理を出す食事処や特産品を販売する売店のほかに、西米良の歴史と文化を紹介する民俗資料館や宿泊施設もあります。
ちょっと寄り道
西米良温泉カリコボーズの湯 ゆた~と
大自然の中でくつろぐ
露天風呂や岩風呂、檜風呂があり、美人の湯として評判のゆた~と。「ゆた~と」とは、方言で「のんびり」という意味です。のんびりお湯につかった後は、地元の山や川の幸に舌鼓を打つこともできます。
ちょっと寄り道
狭上稲荷神社
父の悲しみが時を超えて伝わる
イワナガヒメを探しに来た父のオオヤマツミノカミは、その死を知って深い悲しみのうちに最期を迎えました。その地こそがこの狭上稲荷神社です。緑の木々が生い茂る中に連なる鳥居。それらをくぐり抜けた先にある真っ赤な稲荷の社殿が、神秘的な風情を醸し出しています。
※神社まで険しい道のりが続くため、車の運転にご注意ください。
おすすめ体験
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やまびこ花火大会
一ツ瀬川の河原で8月に開催される光のページェント。周囲を山で囲まれているため、花火を打ち上げる音がやまびことなって響き渡ります。
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西米良スカイトレイル
西米良スカイトレイルHP西米良最高峰1721m の市房山の山頂を折り返すトレイルランニング。まさに「天空」と呼ぶにふさわしい絶景が目の前に広がります。
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神楽
西米良の神楽は、落ち延びた南朝方の公家と武将が舞ったのが始まりと言われています。冬に限らず村内のイベントでも披露されます。
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ワーキングホリデー
西米良村HP西米良に滞在しながら農産物の収穫作業などを手伝い報酬を受け取ります。西米良の自然や人に魅せられて、リピーターになる人もいます。
おすすめグルメ
※写真はイメージです。