神話のふるさと宮崎 神楽体験レポート~潮嶽神楽~-0

神話のふるさと宮崎 神楽体験レポート~潮嶽神楽~

海幸彦の物語を今に伝え、春の訪れを告げる昼神楽

2017年2月11日鑑賞

潮嶽神社は全国で唯一、弟の山幸彦に敗れた兄・海幸彦を主祭神とする神社で、鯛を付けた釣り竿を操りながら海幸山幸神話を唱える「魚釣舞」など特色ある舞が見られます。また、県内の春神楽シーズンの幕開けを告げる神楽でもあり、終盤には他の春神楽と同じく五穀豊穣や子孫繁栄を祈願する「箕取り舞」などが舞われます。

<保存会名>潮嶽神楽保存会
<開催場所>潮嶽神社
< 実施日 > 2月11日(建国記念日)

シチュエーション

宮崎県の南部、日南市北郷町にある潮嶽(うしおだけ)の里。日南市特産の杉林など周囲を山々に囲まれたこの地には、海幸山幸神話で知られる兄・海幸彦が、弟・山幸彦に敗れて流れ着き、この地を治めたと伝わり、潮嶽神社は全国で唯一海幸彦を御祭神としています。

海幸山幸神話に由来する神社であることから、鯛を付けた釣り竿を操りながら海幸山幸神話を唱える「魚釣舞」などの特色ある舞がみられます。また、終盤には他の春神楽と同じく五穀豊穣や子孫繁栄を祈願する「箕取り舞」などが舞われます。衣装や面様の色が鮮やかで、木々の中で良く映えて見えました。

神楽グルメ

潮嶽神楽といえば、豪快な猪汁。この日のために、地域の方々が山で狩ってきたもので、とろとろに煮込まれた猪汁とおにぎりをいただいていると、地域の方々が話しかけてくださいました。お煮しめもたくさん勧められてお腹いっぱいになりました。


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