絶品グルメに、大自然が育む神秘の絶景旅!
宮崎を120%楽しむ男旅コース-0

絶品グルメに、大自然が育む神秘の絶景旅!
宮崎を120%楽しむ男旅コース

\ 宮崎を旅するライターがお届けする旅行記事シリーズ /

宮崎には、非日常的な大自然を満喫できるスポットやアクティビティ、スタミナたっぷりの肉料理を楽しめるグルメなども豊富にあります。
 
今回は、そんな宮崎を1泊2日で大移動しながら、がっつり楽しむ男子旅を、関西在住のトリップライターが体験してレポートします!サイクリングやハイキングなど、身体を使うアクティビティなども盛りだくさんの男子旅、ぜひ気が置けない男友達同士で足を運んでみてください。

※本記事は2022年2月時点の情報です。

まずはレンタサイクルで菅原神社へ

宮崎県の西エリアに行くのに便利な鹿児島空港到着後、レンタカーを借りて道の駅えびの内にあるアウトドアステーションのレンタサイクルへ。タクシーやレンタカーで楽しむのもありですが、周辺の散策におすすめするのはレンタサイクル!
 

えびのを身体全体で感じながら街を散策できます。車だと見逃してしまうちょっとしたスポットにも気付けるのもレンタサイクルの良いところ。

レンタサイクルの電動アシスト付きの自転車で、登り坂もスイスイ。しんどさを感じることなく、気持ちよく走れます。
 

道中一番のおすすめは、河川敷。道幅が広くて、ゆったりと話しながら走れます。とにかく空気が美味しいので、サイクリングだけでも来てよかった〜!と大満足!

自転車を約30分走らせて、菅原神社に到着。宮崎県えびの市には、二つの菅原神社がありますが、今回訪れたのは、流水(つる)の菅原神社です。
 

田園にたたずむ朱色の鳥居は、空の青さを強調するかのよう。周囲の空間全体を神秘的に感じてしまいます。

流水の菅原神社の見どころは、季節によって表情を変える豊かな風景。とくに「秋の黄金色の稲穂」や「春の青々とした草木」が美しいと評判だそうです。
 

陣の池で悠久のひととき

菅原神社にお参りしたあとは、レンタサイクルを返却し、レンタカーに乗り換えて陣の池に向かいます。

陣の池は、デジタルデトックスによさそうな自然のパワースポット。森の奥に位置しているため、歩いて散策します。サイクリングに次ぐハイキング。ハードスケジュールを決行できるのも男子旅ならではの醍醐味です。

森の奥に進むにつれて、空気はひんやり。澄み切ってくるのが感じられます。

池に到着すると目に入ってくるのは、息を呑むほどの美しさ。池の周りの木々と青く澄み切った池がこの世のものとは思えない美しい空間を作り上げていました。
 

池の水は、信じられないほど透明度が高く、なぜこんなに綺麗なのか不思議に思うほど。

マイナスイオンに満ちた空気も美味しくて、つい何度も深呼吸。歩いてきた疲れも吹き飛びました。

ちなみに、「陣の池」は、戦国武将が陣を構えた場所だったことに由来しているんだとか。時間を忘れ歴史に思いを馳せたり、男友達と将来の夢について語り合ったりするのも良いですね。
 

宮崎牛と焼酎に舌鼓

たっぷり自然を堪能したあとは、本日の宿泊地である都城市に向かいます。陣の池からは、車で約1時間。自転車を漕いだり、歩いたり、身体を使ったので、お腹はペコペコです。

宮崎といえば、やっぱり宮崎牛は外せません。足を運んだ都城焼肉党(現:都城焼肉えじまは、肉好きにぜひ訪れて欲しい、グルメスポット。今回は、美味しい宮崎牛を七輪焼きでいただきました。
もともと宮崎牛は美味しいと聞いていましたが、こんなに美味しかったとは!ジューシーだけどしつこくなく、しっかりとした甘味を感じます。脂っこい肉が苦手な私でも、箸が止まりませんでした。
 

焼肉といえば、タンも欠かせません。都城焼肉党では、分厚いタンもいただけます。私はこんなに分厚いタンは初めてでした。レモンをかけていただくと、かなりしっかりとした歯ごたえ。食べているそばから唾液が溢れてしまいます。
 
そして何より驚いたのは、お肉の安さです。これだけ贅沢にお肉を堪能できて、この安さ。大食い男子でも費用を気にせずお腹いっぱい食べられます。宮崎に住んでいる人が羨ましくなってしまいますね。
 
その他、タレと塩で食べ方を選べる鶏も絶品。これだけ美味しくタンパク質を補給できれば、願ったりかなったりですね。
 

それから、宮崎といえば焼酎も欠かせません。実は宮崎、焼酎も有名で、今回は「木挽BLUE(こびきブルー)」をいただきました。

焼酎臭さが苦手で普段はあまり焼酎を飲まない私ですが、木挽BLUE(こびきブルー)はあっさりしていて飲みやすく、ぐいぐいグラスが進みます。それもそのはず。宮崎県内の河川は水質がよく、飲み水として高い評価を得ています。私も機会があれば、水道水を飲んでいましたがどの水も美味しくて持って帰りたくなるほどでした。そんな水で作った焼酎が美味しくないわけありません。もちろん、お肉との相性も抜群。その土地のご飯を、土地ならではのお酒で楽しむ。これ以上の贅沢はありませんよね。
 

大食漢も大満足。おぐらのガッツリ系チキン南蛮

2日目は1日目以上に歩くので、しっかりと腹ごしらえをしたい!ということで、2日目のお昼に選んだのは、チキン南蛮。宮崎県の推し「肉」は、牛だけではありません。宮崎県は鶏肉の生産量が全国1位※1、消費量と全国4位※2と鶏肉も宮崎県民の生活には欠かせない食材なのです。
※1 2023年農林水産省統計のブロイラーの飼養羽数より算出
※2 2023
年総務省統計局「家計調査」より算出

宮崎でチキン南蛮を食べるなら、「味のおぐら」は外せません。「味のおぐら」はチキン南蛮の発祥地と言われる老舗洋食店。昭和30年代から続く伝統のチキン南蛮を味わえます。

大ボリュームのチキン南蛮は、大食漢でも大満足するほど。タルタルソースもたっぷりのっています。ほどよい酸味と食感が食欲をそそります。一度食べたらやみつきになる味わい。宮崎に来たら、ぜひご賞味ください。
 

自然が作った圧倒的な光景!高千穂峡

昼食後に向かったのは、高千穂峡。都城市からは3時間ほどかかります。
見どころは、全長約1.7kmの渓谷。底が見えるほど澄んだ水も美しいのですが、最も感動したのは、川の両脇にそびえる柱状節理です。柱状節理とは、噴火によって流れ出た火砕流が冷え固まるときにできる柱状の岩のこと。高千穂峡には、火山の噴火によってできた柱状節理を五ヶ瀬川が侵食してできた風景が広がっています。
 

長い年月を経て、人工的なまでに整った壁面に、思わず言葉を失ってしまいました。高千穂峡は、国の天然記念物にも指定されている名所。訪れないわけにはいきません。

今回は陸路で絶景を楽しみましたが、貸しボートから景観を楽しむこともできます。夏や秋の川面から眺める風景は、絵に描いたような美しさだそうです。
 

八百万の神々が集まった天安河原

高千穂峡で絶景を堪能した後は、車を20分走らせ、天安河原(あまのやすかわら)に向かいました。宮崎は、日本神話ゆかりの地として有名です。その中でも、天安河原は天岩戸神話の舞台とも言われています。
 

木漏れ日がさす道中は、空気が澄んでいて、心が癒されます。

境内で感動したのは、積み上げられた石の数。石積みの祈願を思わせます。ここにある石の数だけある、多くの人の思いや願いを想像すると、厳粛な気持ちになってしまいます。
 

天を翔ける鉄道でロマン旅!あまてらす鉄道

最後はあまてらす鉄道で旅を締めくくります。グランド・スーパーカートに乗って楽しむ往復30分の旅では、風を感じながら山々が育んだ景色を堪能できます。世界農業遺産に認定されている栃又(とちまた)棚田など、見どころ満載なので時間を忘れて楽しめますよ。

特にトンネルと高千穂鉄橋の2大スポットは忘れられない思い出になりました。グランド・スーパーカートの床はスケルトンになっていて、105mの高さから下を覗けます。田園風景や川を真上から眺められる経験はめったにできません。高所が苦手な方は注意が必要ですが、線路の隙間から見える絶景には感動しますよ。プラネタリウムのようにライトアップされるトンネルは、神秘的で思わずため息がでるほどの美しさ。
 

頂上付近のフォトスポットではグランド・スーパーカートを一時停車。運転手さんたちがシャボン玉を飛ばしてくれました。大自然に漂うシャボン玉がノスタルジックな気持ちを掻き立てます。
 

運転手さんたちはすごく気さくな人で、道中に風景の見どころや旧高千穂鉄道の歴史を教えてくれます。冗談も交えながら解説してくれるので、和やかで居心地よくすごせました。

それから本物の鉄道車両を運転できるのもあまてらす鉄道の醍醐味の一つ。鉄道車両のハンドルを握れる経験って、滅多にできませんよね。
 

やってみましたが操作しなければならないことが多く、運転手さんの難しさを感じました。鉄道ファンだけでなく、ぜひ皆さんに訪れていただきたいスポットの1つです。
 

男子旅だからこそ、体力を使い切るほど楽しめる!

宮崎は、自然も神社もお酒もある魅力的なスポットです。

男子旅だからこそ、体力任せに、大移動をしながら、身体を使うアクティビティを詰め込み放題。体力の限り宮崎を楽しめます。とくにえびのは豊かな自然が魅力です。サイクリングやハイキングなど、全身で宮崎を感じてみてください。

もちろん、グルメも極上です。お肉やお酒はお箸が止まらなくなるほど美味でした。食欲旺盛な方でも十二分に満足できるグルメがたくさんありますよ。

せっかくの休日、ぜひ男友達と120%宮崎を堪能してください。
 

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