【前編】延岡・北浦エリアの海の恵みを満喫!ファミリーにおすすめのグランピング&アクティビティ-0

延岡・北浦エリアの海の恵みを満喫!ファミリーにおすすめのグランピング&アクティビティ

\ 宮崎を旅するライターがお届けする旅行記事シリーズ /
 宮崎県の北部には、川や海でのアウトドアアクティビティ、ビーチ沿いのキャンプ場グランピングや焚火海鮮バーベキューを楽しめる魅力的なエリアが点在しています。 

 年間30泊以上キャンプをしている地元トラベルライターが、1泊2日で北浦の海の恵みを満喫できるスポットや旅の様子をファミリー向けにレポートします。前編では1日目の様子をご紹介します!

 ※この記事は2022年2月時点の情報です。

北浦がある延岡市ってどんなところ?

北浦がある、延岡市は大分県に隣接する東九州屈指の工業地帯ですが、山側にはユネスコエコパークにも認定された祖母傾国定公園が鎮座し、海側にはリアス式海岸が広がる日向灘が面しており、自然豊かなエリアです。清流の北川や五ヶ瀬川の透明度は国内屈指で、海岸沿いのビーチや名物の海鮮グルメなども大人気です。

まずはアウトドアアクティビティを満喫! あなたは川派?それとも海派?

 延岡市に来たら、まずはアクティビティを存分に楽しんでみて下さい。川も海も透明度抜群で、シュノーケリング・カヤック・SUPなど様々な楽しみ方が出来ますよ。
 北川ではSUPが特におすすめです。川岸も近く流れもない場所もあるので、初心者や小さな子連れ家族でも始めやすいアクティビティとなっています。また、ボードも長くて広いので、小さな子どもと一緒に二人・三人乗りなども可能です。年齢や経験に合わせて参加してみましょう。
 小学生4年生くらいからなら一人でもSUPに乗ることができます。4年生以下でも3歳以上なら大人数で楽しめる「メガSUP」体験も可能です。
(所要時間:2~2.5時間、シーズン:5~8月、集合場所:道の駅はゆま[延岡市北川])

海でのアクティビティはシーカヤックがおすすめです。中学生以上から参加できるシーカヤックは、SUP以上に安定していて、一人乗り・二人乗りがあるので、子どもの年齢に合わせてどちらかを選んでいざ出航していきましょう。入り江や島があり比較的穏やかな海なので、のんびりと海上散歩を楽しむことができます。
(所要時間:2時間、シーズン10~6月 集合場所:JR延岡駅など都度案内)

 SUP&カヤック共に、地元NPO法人の「NPO法人ひむか感動体験ワールド」が提供しているので、事前に予約を申し込みましょう。また、登山・トレッキング・ロッククライミング・釣り体験・シュノーケリング・クルージングなど、各種アウトドアアクティビティも提供しているので、スケジュールに余裕があればその他の活動にも参加してみて下さい。

ランチと海鮮バーベキューの買い出しは道の駅北浦で!

 アウトドアアクティビティでしっかりと体を動かしたら、次のお楽しみはランチタイム。延岡市北浦にある「道の駅北浦」は、環境省の「快水浴場100選」で九州唯一の特選に選ばれた下阿蘇ビーチに隣接する道の駅です。キャンプ場・物産館・レストラン・河川プール・木製アスレチックなど遊びコーナーも併設する、地域を楽しむ為のリゾート基地となっています。

 物産館では敷地内にある「塩田・塩の資料館」で製造される「月の塩」や北浦天然にがり「にがりちゃん」をはじめ、すりみや干魚などの海鮮物やお茶・椎茸・お米などの特産品がゲットできます。
店内の生け簀(いけす)にはその日獲れた海鮮物が新鮮なまま販売されています。日やモノによっては午前中に売り切れるものもあるので、昼食前に立ち寄ってお取り置きしてもらうと良いかも。

 物産館すぐ隣の「海鮮館」は、地獲れの新鮮な海の幸を使ったメニューが自慢のレストランです。店内からは海岸線が一望でき、美しい眺めと豊かな海の幸を一緒に堪能できます。

 すすめは海鮮丼やちらし寿司膳などですが、家族連れなら注文して欲しい一品が「海老テン(10)丼」です。海老好きにはたまらない一品で、海老天が10本も乗った天丼です。家族でシェアして食べたり、タレと塩の二種類で味変したりして楽しめます。

 昼食後は物産館に立ち寄って、夕食の食材をゲットするのを忘れずに。
赤・黄・紫など色鮮やかなヒオウギ貝は通年出荷されており、4~8月には「岩ガキまつり」が、9~11月には「伊勢えび祭り」が開催されており、時期によっては岩ガキや伊勢えびもゲットできます。

心躍るグランピングテント泊へチェックイン

 道の駅北浦の観光案内所でチェックイン(チェックインは15:00から)を済ませたら、徒歩1分程のビーチにほど近いキャンプ場「浜木綿(はまゆう)村」へ移動。この日は荷物が多かったので一時的な車の乗り入れ用に許可証をもらってキャンプ場まで車で移動しました。
 浜木綿村には木製ケビンが15棟、常設テントが5張、グランピングテントが1張、車を横付けできるオートキャンプサイトが12区画 あります。子連れ家族にはテント泊、特にグランピングテントをおすすめします。

 見た目にも可愛いベルテント、日除けタープ、リクライニングシート、焚火台&テーブルがウッドデッキの上に用意されています。他の常設テントサイトはすべてを自分で準備しないといけませんが、ここでは荷物や食材を運び込んだら、木陰でゆっくりとコーヒー&おやつタイムでくつろぐ事ができました。いよいよグランピングテント泊がスタートするので、気分も盛り上がり、ワクワク。

 グランピングテント内は内装も凝っています。ネイティブアメリカン柄のラグが敷き詰められ、可愛いサイズのビーズクッションが二つ並び、ミニテーブルや数種類のゲームなど準備されていてワクワク感が増してきます。また、電源も使用可能な上、寒さ対策もバッチリで、オイルヒーターや布団の中には電気毛布も完備されています。これぞグランピング!! 子どもにも寒がりな方にも嬉しいサービスが整っています。

宮崎県北部ならではの海の恵みの食材でバーベキューを楽しむ

 テント泊での鉄則が「明るい内に夕食準備に取り掛かれ!」です。特に子連れ家族のキャンプでは色々と遊びに夢中になりがちですが、食事作りもキャンプでの楽しみの一つです。特に海鮮バーベキューは見た目にもキレイですし調理の過程も楽しいので、子どもたちにも大興奮の食事タイムになること間違いなしです。

 また、子どもの年齢にもよりますが、可能な限り家族皆で一緒に「火付け」「食材の下準備」「調理」など夕食自体を楽しむ事をおすすめします。キャンプの目的は「体験すること」だってことを忘れないようにすると、すべての事が楽しくなりますよ。

 キャンプサイトにはバーベキュー台・網なども準備されていますので、炭・食材だけを買い出しするだけで夕食を楽しめるのもグランピングの良さですね。家族連れには助かるサービス満点です。

 薪を大中小のサイズに割って、新聞紙と段ボールで着火源を作り、火付けをしました。本物の火を使って調理出来るところが、グランピングとはいえキャンプの醍醐味を感じる点です。自分で付けた火で調理するので期待も高まりました。
 今回はお気に入りのカトラリー類(食器類)を用意して行ったので、気分は更にグッとあがりました。

夕食後も楽しみなグランピングの焚火でおやつタイム!

道具が色々と準備されているグランピングの楽しみは夜にも続きます。テントサイトはキレイで可愛いライティングが施されており、見た目も心も暖かな気持ちになれます。
 お気に入りのアウトドアチェアーを余分に3脚、夜のおやつ&ドリンクなども一緒に持ち込んでパーティー会場を完成させました。
 焚火で温まりながら、家族一緒に夜のテントサイトを楽しみましょう。そんな時に子どもたちに大人気なおやつが「スモア」です。準備したのはマシュマロ・ビスケット・チョコレートシロップで、焚火で温めてとろけたマシュマロにチョコをかけてビスケットでサンドして食べました。
フワフワ・ホクホクでとっても美味しかったです。甘さもチョコレートショップの量で調整でき、皆大満足できました。

 スモアは楽しみながら簡単に作れるのでキャンプの夜のお供にピッタリ。大人はブラックコーヒーに温めたマシュマロを加えたドリンクや、アルコール派にはホットワインなども簡単でおすすめです。
 

アクティビティに新鮮な海鮮、グランピングキャンプなど盛りだくさんな1日目。
2日目の様子はこちらからご覧ください。

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