青空に優雅におよぐこいのぼり特集
こどもの日が近づくと目にする機会が増える「こいのぼり」。
こいのぼりには、端午の節句に男の子の「健やかな成長や出世を願う」意味が込められており、日本独自の風習のひとつです。
今回は、県内各地で見ることのできる、こいのぼり鑑賞スポットと宮崎でしか見ることのできない?!あの「名物のぼり」をご紹介します。
日之影川こいのぼり(日之影町)
日之影町を流れる日之影川に約200匹のこいのぼりが掲げられています。
建設当時日本一の高さを誇るアーチ橋であった青雲橋をバックに色とりどりのこいのぼりによって渓谷が彩られています。
地元の青年部によって40年ほど前から毎年飾られており、日之影町のこの時期の風物詩です。
こいのぼり掲揚期間:5月下旬まで
庄内川のこいのぼり(都城市)
庄内川沿いの堤防150mにわたり、霧島連山をバックに色とりどりのこいのぼりが大空を泳ぎます。
子ども達の健やかな成長を祈って毎年掲揚されています。
観賞の際は、都城酒造M'sガーデン駐車場をご利用ください。
こいのぼり掲揚期間:5月中旬まで
高千穂牧場のこいのぼり(都城市)
この季節は毎年、こいのぼりが掲揚されており、人々の目を楽しませてくれます。
霧島連山をバックに悠々と泳ぐこいのぼりの姿は壮観です。
ゴールデンウィーク中は、ワークショップマルシェや乗馬体験、乳搾り体験など各イベントが開催されます。
石井記念友愛社前のこいのぼり(木城町)
木城町の社会福祉法人 石井記念友愛社前の水田に掲げられる約150匹の色とりどりのこいのぼり。
青空を悠々と泳ぐこいのぼりと水が張られた田んぼの水面に映るこいのぼりの光景は幻想的です。
三納川のこいのぼり(西都市)
西都市にある三納川の河川敷では、毎年この季節になると子どもたちの健康を願って、こいのぼりがずらりと掲揚されています。
川沿いに優雅に泳ぐこいのぼりは道を行き交う人々の目を引きます。
都農ワイナリーのこいのぼり(都農町)
美しい日向灘と尾鈴連山に囲まれた都農ワイナリーの丘で悠々と泳ぐこいのぼりは新緑の季節の風物詩。
約100匹ほどのこいのぼりは、都農町内外の方からの寄付されたもので、芝生の緑と空の青とこいのぼりがよく映えます。
また、5月3日(金・祝)には、「こいのぼりフェスタ×マルシェ」「マルシェdeパルプンテ」が開催されます。
会場では、謎解きやスポーツゲームチャレンジ、ワークショップも開催されるなど、イベントが目白押しです!
こいのぼり掲揚期間:5月中旬まで
おがわ作小屋村のこいのぼり(西米良村)
どこか懐かしい、タイムスリップしたかのような風景を味わうことができます。
こいのぼりと泳いでいても違和感なし?大空を悠々と泳ぐ「くじらのぼり」(宮崎市)
宮崎市佐土原町内では、4月頃になると、「鯉」ではなく「鯨」をモチーフにした「くじらのぼり」が「こいのぼり」に紛れて大空を泳ぐことで知られています。
こいのぼりのように、くじらのぼりも大きさや色は様々。地元町おこしグループによって発案され、1996年に完成後、縁起物として各家庭などで飾られています。
宮崎市佐土原総合文化センター敷地では、大小様々な大きさのくじらのぼりが、大空を泳いでいる姿を見ることができます。
くじらのぼり掲揚期間:4月21日(日)~5月6日(月・祝)朝まで(宮崎市佐土原総合文化センター)
Column
なぜ「くじらのぼり」?
くじらをシンボルとする由来となったのは、宮崎市佐土原町の銘菓である「くじらようかん」。
くじらようかんは、江戸時代に佐土原島津家に長男が生まれた際に「くじらのように大きく、力強く育ってほしい」との願いを込めて作らせたことが始まりといわれています。
なぜ「くじらのぼり」?
くじらをシンボルとする由来となったのは、宮崎市佐土原町の銘菓である「くじらようかん」。
くじらようかんは、江戸時代に佐土原島津家に長男が生まれた際に「くじらのように大きく、力強く育ってほしい」との願いを込めて作らせたことが始まりといわれています。
思わず二度見してしまう「牛のぼり」(高鍋町)
このフォルム、見たことのない方も多いのでは?
乳牛をモチーフに3種類の牛のぼりは最大5メートルのものもあり、2010年に県内で甚大な被害が出た家畜伝染病「口蹄疫」からの復興に向けて寄贈されたものだとか。
牛のぼり掲揚期間:5月上旬まで
こいのぼり観賞スポット一覧
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